地鎮祭~建物完成までのストーリーフォト
哲也さんが撮影した哲也様家の写真/番外編(施工中編)
基礎工事
よく見ると基礎立ち上がり部分にぼこぼこ孔みたいな状態を見てとれますが、これはスとか豆板とか呼ばれるもので、基礎工事の美観的欠点とされています。
が、私はスや豆板が出来るぐらいの基礎のほうを強度的に信頼しています。
何故かと言うと、基礎コンクリートを現場打ちする時に現場で水をあまり混入しないとスや豆板ができやすくなる為です。
お客様はスとか豆板がないテカテカの表面になった基礎を喜ぶ傾向がありますが、現場で水を多めにコンクリートに混ぜると比較的型枠にピッタリとくっつきますので、型枠をバラした時にテカテカ表面になりやすいです。
弊社の事務所は私が自分で基礎工事をやったのですが、コンクリートを打つ時に水を一切、現場混入しなかったのでスや豆板だらけの仕上がりとなりました。(ほどよくバイブレーターは使いました。)
現場でコンクリートにあまり水を足すと、コンクリート強度が下がりますのでとってもよろしくないことになります。
これから家造りを考えている方は、基礎のコンクリートを打つ時はスや豆板が少しぐらいできてもいいので、現場でコンクリとに水をあまり混ぜないようにお願いします。と言うようにしましょう!